さかき朋之 オフィシャルホームページ

春日市議会

過去の議会での活動をご紹介します

2013年12月24日





12月議会一般質問

 今議会において
「緑化行政について」
「道路行政について」
「指定管理者制度について」

の3項目で一般質問を行った。

 今回は執行部には大変申し訳ないが、若干彼らにとっては耳の痛いであろう事を言わせて頂いた。特に、二項目目の「道路行政について」のカーブミラー設置についての話は我ながら怒りにまかせて徹底的にさせて頂いたし、それだけに見ていた方からはかみ合わない姿勢が浮き彫りになっているとの指摘も受けた。いつも言うが、私は現在世間で無茶苦茶な批判を浴びる程、行政職員が怠慢ででたらめな仕事をしているとは一切思っていない。総じて優秀だし自らに与えられた仕事を黙々とこなしている。しかしやはり時に、所謂「お役所仕事」的な感性での、自らの保身にのみ傾斜した態度が見られるのも悲しいかな事実である。これを感情的に批判する気はない。しかし、論理的に非難し苦言を呈すのも、間違いなくチェック機能として市民から負託を受けた我々議員の、議会の仕事でもあるのだ。若輩故に批判もあろう。しかし、これを受ける覚悟がなければ質問などしない。そんな勝負である。是非お読み頂きたい。

平成25年12月議会「緑化・道路行政・指定管理者制度について」
           反訳原稿12月一般質問

※尚、この質問の模様は12月末ごろから春日市議会ホームページにて録画でいつでもご覧いただけます!!

2013年12月19日






12月議会が閉会しました!

 12月2日から17日までの期間で開催された12月定例会が閉会した。上程された全ての案件が可決成立したわけだが、若干気になる点を記しておく。

第79号議案     春日市教育委員会委員の任命
第80号議案     春日市固定資産評価審査委員の選任
第81号議案     春日市部制条例の改正
第82号議案     春日市職員の修学部分休業に関する条例の改正
第83号議案     春日市職員の給与に関する条例の改正
第84号議案     春日市公の施設の設置及び管理に関する条例の改正
第85号議案     春日市行政財産使用料条例の改正
第86号議案     春日市立学校校舎校庭使用料条例の改正
第87号議案     春日市スポーツセンター条例の改正
第88号議案     春日市勤労青少年ホーム使用料条例の改正
第89号議案     春日市ふれあい文化センター設置条例の改正
第90号議案     春日市のぼり窯体験広場使用料条例の改正
第91号議案     春日市いきいきプラザ設置条例の改正
第92号議案     春日市都市公園条例の改正
第93号議案     春日市道路及び河川占用料条例の改正
第94号議案     春日市下水道条例の改正

 第84号議案から94号議案までは来年度4月1日から実施される消費税率の改定に伴う市の各施設の利用料金等の改正の為の条例の改正である。私は当初より逆進性の高い、景気を間違いなく後退させるであろう消費増税には反対である。しかしながら国で法案が成立し、これが施行される以上、税負担の公平性の観点から当市の条例を改定せざるを得ない事は已む無しであると思っている。間違いなく多くの方にご負担をお掛けする事になる。であるが故に適正な使い道を切に望む物である。

第95号議案     平成25年度春日市一般会計補正予算(第6号)
 今回の補正の特徴を一言で言えば、特段大きな事業が開始されるわけではないと言う事になろう。最も大きな予算が障害者の自立支援費である事からもそれが伺える。細かな事業費の増減については多くの時間を割いて審査をさせて貰った。若干、執行部の説明に納得のいかない点もあったが許容の範囲内であろう。詰めが甘い点も見受けられる。この点は今後も指摘を続けて行きたい。

第96号議案     平成25年度春日市国民健康保険事業特別会計補正
第97号議案     平成25年度春日市後期高齢者医療事業特別会計補正
第98号議案     平成25年度春日市介護保険事業特別会計補正
第99号議案     平成25年度春日市下水道事業会計補正
第100号議案    筑紫地区障害者程度区分等審査会の共同設置に関する規          約の変更

報告9号       専決処分について

意見書3  新聞への消費税の軽減税率を求める意見書について
意見書4  企業減税から確実な賃金引上げ等を求める意見書について
 が、其々採択された。同会派の委員より提出された請願であったので、新聞への軽減税率導入についても同意をしたわけであるが、本来は、消費増税議論の際に散々増税を訴えて世論をむしろミスリードしたとも思われる新聞はじめメディアが、その増税が叶った途端に、まるで掌を返すかのように「自らには軽減税率の適用を!」と訴えるのは全く持って理屈にかなわないと言うか、気持ちの点で増税反対の自分としては許し難い気分である。しかも、本来軽減税率の適用となれば、その対象品目の線引きが非常に難しいし運用上も様々な問題が発生することは目に見えている。広げすぎるようであれば何のための増税かのそもそも論すら問われかねない。さりとて庶民の税負担は少なければ少ないに越したことがないのは厳然たる事実だ。正に痛し痒しの選択であったと言える。せめてもの希望を言えば、今後はマスコミには、自らが言うように、いかほどに重たい立場にあって身の処し方を考えるべきかを、襟を正すつもりで自覚して頂きたい。自らにも多少悔いの残る賛成だったと反省している。
 総じて「無風」の定例会であった感は拭えない。しかし考えさせられる場面もあった。常々、私は執行部に対してより質の高い説明を求めている。であるのならば、当然、我々議員は更にその上を行く精進に努めなければならないのは自明の理だ。執行部に聞き返された際に即答できないようでは自らの資質の無さを天下に晒すような話だ。絶対にあってはならない。幸いにして未だ自らはそういった場面に遭遇していないが、この事は今後も常に胸に刻んでいきたい。互いの緊張感の中でしかより良きものは生まれない。常に執行部とは真剣勝負で行きたいものである。

2013年12月01日




春日市議会総務文教委員会開催

 11月26日に閉会中の審議である総務文教委員会が開催された。今回の委員会において私が最も執行部と意見を交わしたのは「実行委員会方式」と「入札制度」についてである。「実行委員会方式」とは市が主催する事業を関係する一定の市民や各種団体に実行委員会と言う組織を組んでいただいて管理運営すると言う方式である。現在多くの自治体の事業でこの方式は一般的な大会運営の方式であろう。しかし、今回ある事業において他の議員から「来年はこうしたらどうか?」と言う意見に関して執行部の回答は「実行委員会の意見も聞いて・・・」であった。こうなると一体どこが主体の事業なのかさっぱり解らないことになる。行うべき事業の目的が明確であるのならば実行委員会に「〜〜をやって頂きたい」と強くお願いするのが筋であろう。その中で、協働の意識の元で市民と執行部がともに高めあっていくなら理解できるが、今のやり方ではともすれば執行部の責任逃れ的な、責任の所在を実行委員会に押し付ける方法になりかねない。そもそも、実行委員会方式で行こうと決定するのが執行部である以上、事業の主体はあくまでも行政なのだ。ここがどうも最近若干ぼけてしまっている気がする。この点に関しては今後も問題的を行っていくつもりである。
 「入札制度」に関しては、間違いなく色々と現行の制度では問題があるように思われる。しかし、ベストなものが何かと言う答えも無いので、一概に現行制度の重箱の隅を突く様に執行部ばかりを責めるのも確かに酷な話である。ただ、執行部が我々議員の質問に窮するような制度であるなら、やはりそれは彼らの為にも一貫性を持った制度に変更すべきではないだろうか。随分とねちねちと彼らを苦しめるような質問をしたことは若干反省している。しかし、常に市民から最も高い関心を持って執り行われる公契約の在り方は絶対に矛盾がないようにしておくべきだ。その点については今後も指摘をし続けていきたいと思っている。

2013年11月27日




春日市議会だより 9月最新号発行

 3カ月に一度のことになりますが、ようやく春日市議会だより、平成25年9月定例会号が発行になりました。毎回の事ですが、市民の皆様に如何に解り易く議会の役割をお伝え出来るかを真剣に考えて構成を行ったつもりではいますが、なかなか私たちの想いが伝えきれず、未熟さを恥じております。
 中身の更に注目度を挙げる工夫と、発行時期を早める二点が最終的な目標ではありますが、なかなか思うに任せません。今後も努力は続けますが、何よりも皆様の率直なご感想が一番の力となります。

詳細は市議会ホームページよりご覧になられて下さい。(PDF)

忌憚ない御意見ををお寄せください!






2013年11月26日




平成25年春日市議会12月定例会

 議案書が提出されましたので主な議題を列挙いたします。

上程された主な議題

第79号議案     春日市教育委員会委員の任命
第80号議案     春日市固定資産評価審査委員の選任
第81号議案     春日市部制条例の改正
第82号議案     春日市職員の修学部分休業に関する条例の改正
第83号議案     春日市職員の給与に関する条例の改正
第84号議案     春日市公の施設の設置及び管理に関する条例の改正
第85号議案     春日市行政財産使用料条例の改正
第86号議案     春日市立学校校舎校庭使用料条例の改正
第87号議案     春日市スポーツセンター条例の改正
第88号議案     春日市勤労青少年ホーム使用料条例の改正
第89号議案     春日市ふれあい文化センター設置条例の改正
第90号議案     春日市のぼり窯体験広場使用料条例の改正
第91号議案     春日市いきいきプラザ設置条例の改正
第92号議案     春日市都市公園条例の改正
第93号議案     春日市道路及び河川占用料条例の改正
第94号議案     春日市下水道条例の改正
第95号議案     平成25年度春日市一般会計補正予算(第6号)
第96号議案     平成25年度春日市国民健康保険事業特別会計補正
第97号議案     平成25年度春日市後期高齢者医療事業特別会計補正
第98号議案     平成25年度春日市介護保険事業特別会計補正
第99号議案     平成25年度春日市下水道事業会計補正
第100号議案    筑紫地区障害者程度区分等審査会の共同設置に関する規          約の変更

報告9号       専決処分について(一般会計補正第5号)

 私の所属する総務文教委員会では特に一般会計補正予算を詳しく審議を行います。今回の補正では約2億円の補正増となっているようです。内容等詳しく審議を行います。

2013年11月13日




議会報編集特別委員会開催

 11月7日に議会報編集特別委員会が開催された。
 今回の主な作業は前回9月議会号の最終的な校閲と校正がである。毎回の事であるが、市民の皆様に議会の重要性やその役割が如何にすれば伝わりやすいかを考えるのは頭の痛い作業である。市の事業の追認機関としてでなく、主体性を持った議会の在り方を伝えるべきであろうし、また議会とはそうでなくてはならないと思っている。今号が上手く出来たか?常に反省の日々ではある。

 また、来期に向けて、紙面の一新も大きなテーマとして話し合いが行われた。何かと制約の多い契約の形でもあるし、予算上の制限も当然ある。この中で先程も言ったように儀議会の役割をいかに多くの人に理解してもらえるかと言うテーマとお金の掛け方は実は相容れない議論である。また、予算をかけた分、編集に追われる労力も必要となるがこれの確保も出来ていない状況ではある。非常に痛し痒しの現状だが何とか来季は我々の最終年度となるだけに「市民の為」の議会報の在り方を徹底的に追求してみたい。
 今号が完成しましたら、またお知せします!!

2013年11月07日




総務文教委員会開催

 去る10月30日、総務文教委員会が開催され、本議会閉会中の調査事件や閉会中の報告がなされた。
 現状において最も大きな市の関心行事は、先ごろ契約も締結された(仮称)総合スポーツセンターの建設と、この後次々と実施される、その外構等工事についてである。総額で10億円近い金額が投入される工事であるので(本体工事は約50億)将来に向けた最も有効な投資が行われる様に議会としてもチェックが求められる。
 また、教育委員会からは現在1期工事が進行中の春日市立春日東中学校の今後の工事と予算についての報告がなされた。これも極めて大きな改修工事である。50年後までと言うのはなかなか見据えようもないと言うのが本音ではあろうがやはり有益なものに最も有効な資本投下を行う努力は必要であろう。厳しくチェックを行うつもりである。また全国で行われた学力テストについても報告がなされた。当然学校ごとの発表は私達にもなかったし、私自身実はその事は興味はない。ただ、全国的な傾向として「応用力」の学力が若干知識に比べると相対的に落ちていることが気にかかる。全体の問題としてここに力を入れる工夫は必要であろう。
 また先に行なわれた「奴国の丘フェスタ」についても報告がなされた。今年の会が悪かったなどと言うつもりは毛頭ないが決して100点ではあるまい。来年にどう課題を繋げるかが大切であると注文を付けさせて頂いた。
 次回は11月の下旬に調査事件である「入札制度の在り方について」と「指定管理者制度について」を議題として踏み込んだ審査を行うつもりだ。

2013年11月06日




全員協議会開催

 来年度から実施されることが決まった「消防広域行政共同運用」について、消防関係者から春日市議会全員に対しての説明を議長の計らいで開催されることになった。これはこれまで緊急時において対応が不十分であるとの指摘もあった、緊急時、即ち大規模災害時等における広域行政での効率的な消防機能の充実を目指して今後展開されていく制度についての説明である。

 実は私は所管が違う事もあって消防行政に関しては全くと言って良いほど詳しくはない。しかしながら、消防行政こそ市民の人命や財産保持に係る極めて重要な行政の担うべき役割であることは認識している。この、さらに効率的な運用が出来るのであればこれほど望ましい事はない。
 しかし、これはある意味今までの行政区をすっぱと切り替える言わば大変革だ。間違いなく様々な弊害も発生するであろう。システムの移行等莫大な予算も必要とされるし組織の改革も人用となろう。これは口で言うほど簡単ではない。
 今後様々な問題も発生するであろう。市民にとって一番いい形が何かは門外漢であってもしっかりと注目をしていきたい。

 大変お忙しい中ご説明頂いた消防局関係者の皆様、ありがとうございました!

2013年10月09日




9月議会での私の一般質問が
春日市議会ホームページでご覧いただけます!!


 今議会において行なった
「自治会活動について」
の一般質問が春日市議会ホームページからご覧いただけます。

春日市議会 9月定例会 榊朋之 一般質問
http://www.kasuga-city.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod&inquiry_id=26

 相変わらずの早口は治っておりません。これは間違いなく今後の課題です。
 自分の中で一番おもしろいのは、普段は絶対に観る事の出来ない私の後ろの風景がビデオで見ると解る事です。「なるほど、この人は私に好意の欠片もない」等という事が手に取るようにわかります。きっと、その人の質問の時はカメラに映ってないだけでもっとひどい顔を私もしているんだと思うと背筋が寒くなります。人の目はどこにあるかわかりません。自らを戒める録画中継です。


2013年10月02日




9月議会一般質問

 今議会において
「自治会活動について」
の一般質問を行った。
 普段から私自身が体験し、肌身を持って知っていることであるが、当春日市において自治会活動は正に市政を支える根幹の事業である。多くの方の不断の努力には唯々敬服するばかりである。しかしながら、やはり昨今の社会事情もあって自治会加入率低下と言う深刻な問題も一方では抱えている。それのみならず、多様化する社会の中で新たな課題も浮かび上がっているのではないか?
 今回は特に海外から春日市に来られた「中長期在留者」の方の自治会参加の問題と、障がい者の皆様の積極的な自治会活動参加について行政としての立場を聞いた。
 誰もが参加できる自治会活動こそ望ましい。
 そんな思いが伝われば幸いである。

平成25年9月議会 自治会活動について
           反訳原稿9月一般質問

※尚、この質問の模様は9月末ごろから春日市議会ホームページにて録画でいつでもご覧いただけます!!


2013年09月27日




9月議会が閉会しました!

 9月2日から25日までの期間で開催された月議9月議会が閉会しました。今回の議案で特に気になった点を掲載します。

第54号議案     春日市税条例の改正
第55号議案     春日市国民健康保険税条例の改正
第56号議案     春日市介護保険条例の改正
第57号議案     春日市後期高齢者医療に関する条例の改正
第58号議案     春日市都市計画下水道事業受益者負担に関する
           条例の一部改正
第59号議案     春日市一般会計補正予算(第4号)
 
今回は約7億円程度の補正予算が計上された。収入として最も大きなものは国が示した「地方の元気特別交付金」である。この使い道として市債の償還に使うべきか新規の事業を起こすべきかについては議論の分かれるところであった。私個人としては償還は当初の予定通り行い今回はさらに新規の事業で活性化を目指すべきではないかとの思いもあったが、そもそも申請の段階から対象と成り得る事業ありきであるとの説明からこれを認めるべきであるとした。

第60号議案     春日市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)
第61号議案     春日市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)
第62号議案     春日市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)
第63号議案     春日市下水道事業特別会計補正予算(第1号)
第64号議案     
平成24年度春日市一般会計歳入歳出決算認定
第65号議案     春日市国民健康保険事業特別会計決算認定
第66号議案     春日市後期高齢者医療事業特別会計決算認定
第67号議案     春日市介護保険事業特別会計決算認定
第68号議案     筑紫地区障害者程度区分等審査会事業特別会計決算認定
第69号議案     春日市下水道事業会計決算認定
第70〜73号議案  保育所の指定管理者の指定について
 指定管理の認定に当たって私は以前から「常に公募であるべき!」との考え方を持っている。今回も決定された業者に何の文句も無い。しかし、指定管理者制度の持つ本来の意義から考えても、常に業者間の切磋琢磨も考えて公募で行われるべきであると言う気持ちは消えない。
 今回、それについて「何故公募を行わずに再指定としたか?」を本議会において質疑を行った。

 これを理由にこの案件に関しては反対も考えなくはなかったが手続きが適正であったこと、業者に何の問題もない事、また次回は必ず公募を行う等を考えて今回はこれに賛成した。また私の質疑により議会の中でこの件に関する問題意識が発生し考えるきっかけと成り得たのであれば十分に意義ある事であったと自画自賛もしている。ただ、まるで錦の御旗のごとく宅自治体の各事業で導入された指定管理者制度ではあるが、様々な点で問題が多く露呈してきているのも事実だ。この問題については今後も徹底して考えていきたい。

第74号議案     決算審査特別委員会の設置
第75号議案     訴訟事件の和解について
第76号議案     工事契約の締結について(建築本体工事)
第77号議案     工事契約の締結について(電気設備工事)
第78号議案     工事契約の締結について(機械設備工事)

 非常に大きな金額の事業がこれでスタートすることになる。審議の際には何故か新聞社まで傍聴に来るほどの注目ぶりである。入札自体が制度として抱える問題が善きにつけ悪しきにつけ存在するのは事実である。一つの考え方に固執せず常に最良は求めていくべきであろう。少なくとも今回の審議において執行部の側に何ら瑕疵はなかった以上これを認定する事は当然である。後は素晴らしい建物が完成するように議会としても注視をしていきたい。

報告7〜8      専決処分について

 本来は短いはずの議会だが今回は非常に長く感じさせられた。案件自体が重たかったのも理由の一つであるが何よりも其々の案件について深く審議が出来た結果であったと自負している。若干、執行部の説明が私の思うところとずれる場面があったのは事実であるし、説明する以上市民の誰が聞いても納得できるやり方を行うべきであるとの思いはある。これについては説明を行なう課長職クラスの執行部に強く要望を行うものである。是非改善をお願いしたい。


2013年09月19日




9月議会 追加議案上程

 今回の議会中に喫緊の課題である案件が議会に追加上程された。

第74号議案     決算審査特別委員会の設置
第75号議案     訴訟事件の和解について
第76号議案     工事契約の締結について(建築本体工事)
第77号議案     工事契約の締結について(電気設備工事)
第78号議案     工事契約の締結について(機械設備工事)


 当市に於いては公共工事の契約金額が1億5千万円以上の物件に関しては市議会の議決を得る事となっている。今回は(仮称)総合スポーツセンターの建設に関して発注される工事の契約についてである。
 春日市においては、正に空前絶後の、今後30年間は出ないとまで言われる大型の公共工事ではあるが、現在、東北の復興事業や今後開催されるオリンピックの絡みもあって、大手の建設業界は大変企業成績がいい。そうの意味で、わが市の事業に対して若干応募が少なかったことが残念ではあるが適正な価格で落札されたとの報告を執行部から受けている。巨大な事業である以上、多額の税金が投入されるわけであるから当然、総務文教委員会の席においては細かく、そして厳しく、市民目線で疑問に感じるであろうことを質問追求はしていくが、取敢えず大型プロジェクトが完成に向けて階段を一歩づつ登って行っていることは望ましいと思える。が、情に流されず徹底的に審査は行います!!


2013年09月10日




市長施政方針演説
9月議会総務文教委員会審議

 今回の議会中における、総務文教委員会の主たる審議事項は、第59号議案「春日市一般会計補正予算(第4号)」についてである。

 金額が少ない事もあって、各部から出されている案件については非常に少ないものではある。しかし、今回の審議中に大変気になったのは、間違いなく、執行部の説明が我々議員が、そうなれば当然市民にも納得のいく説明が出来ていない事である。
 万人全てが納得するような施策と言うのは当然ない。ある意味、「こちらを立てればあちらが立たない」と言った状況の中で、為政者は最良の取捨選択を行うのが政策の常ではある。その意味で、間違いなくある人から見れば不要と思われる事業もある人にとっては必要なものはある。それを丁寧に説明する事こそが行政の責任である。どうも、その丁寧さに欠けているような気がしてならない。
 税金である以上有益に使うべきだ。使うな等と言うつもりはない。そしてそれが全てと言わなくても多くの人に「仕方ない」と思われる使い道であれば良い。その理論武装が行政の側に足りないならば、当然市民は「無駄使いをするな」と声を荒げるであろう。尤もなことだ。
 自分自身の胸にも手を当てて反省すべきかもしれないが「この程度の説明で議会は納得する」と思わせるような過去の経緯があったのならば絶対に払拭しなければならない。多分、執行部には強烈に嫌われるであろう。しかし、そうでなければ、議会のチェック機能など果たせやしないのだ。
 採決までまだ時間がある。ゆっくりと整合性を見極めていきたい。
2013年08月30日


平成25年春日市議会9月定例会

 議案書が提出されましたので主な議題を列挙いたします。

上程された主な議題

第54号議案     春日市税条例の改正
第55号議案     春日市国民健康保険税条例の改正
第56号議案     春日市介護保険条例の改正
第57号議案     春日市後期高齢者医療に関する条例の改正
第58号議案     春日市都市計画下水道事業受益者負担に関する
           条例の一部改正
第59号議案     春日市一般会計補正予算(第4号)
第60号議案     春日市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)
第61号議案     春日市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)
第62号議案     春日市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)
第63号議案     春日市下水道事業特別会計補正予算(第1号)
第64号議案     平成24年度春日市一般会計歳入歳出決算認定
第65号議案     春日市国民健康保険事業特別会計決算認定
第66号議案     春日市後期高齢者医療事業特別会計決算認定
第67号議案     春日市介護保険事業特別会計決算認定
第68号議案     筑紫地区障害者程度区分等審査会事業特別会計決算認定
第69号議案     春日市下水道事業会計決算認定
第70〜73号議案  保育所の指定管理者の指定について

報告7〜8      専決処分について

 今回の議題の主なものは昨年度平成24度の各会計の決算と、今年度の一般会計補正予算です。特に補正予算では歳入歳出7億2653万円の増加があり公共施設整備基金積立金に5億円を充てるものである。
 決算に関して決算特別委員会で審議を行う。総務文教委員会の付託事項は少ないが詳しく審議を行うつもりです。
2013年08月27日


「かすが市議会だより」6月最新号発行!

 毎回の事とは言えようやく最新号(6月号)が発行になりました。
 今回も見開きの記事には細心の神経を使って構成しております。少しでも市民の皆様に関心を持って頂ければ幸いです。

詳細は市議会ホームページよりご覧になられて下さい。(PDF)

忌憚ないご意見、お待ちいたしております!!






2013年08月01日






6月議会での私の一般質問の模様が
   ご覧いただけます!!


 お知らせにも書いておりましたが、これまで準備を続けてきた議会のもようのオンデマンド配信の準備がようやく整い、試験的ではありますが、この8月より皆様に配信をさせて頂きます。全ての議会の模様が録画配信されており、これまでなかなかご覧頂く機会のなかった「一般質問」の模様もご覧いただけます!!
 春日市議会 議会中継 榊朋之議員 一般質問
http://www.kasuga-city.stream.jfit.co.jp/?tpl=speaker_result&speaker_id=5
 自分で言うのもなんですが、若干、カメラ写りが悪いので、実物はこれに3割ぐらい加点して想像して頂けると幸いです。
 是非!!ご覧頂いて、ご感想をお寄せください!!
2013年07月23日






総務文教委員会 開催


 議会閉会中の7月23日に閉会中の調査事件と閉会中報告の為に総務文教委員会が開催された。
 今回の主な議題は「入札制度に関して」である。
 結論から申し上げると、私自身も民間に努めていた時代に感じていた事だが、理想とされるような入札の方法等ないと言い切って良いであろう。行政にとっては最良でも多くの場合民間業者には最低の方法となる場合が多い。業者として心掛けるべきことは只管、業者に対して、その一件一件が平等な機会が与えれる様に、また、それが継続性を持つようにあるべきと心掛けるのみであろう。本日、執行部から説明を聞いた制度についても、まだまだ改善の余地は多いように思われる。春日市が今後非常に大きな物件を控えているだけに、裁量に近い方策をさらに模索すべきであろう。
 教育委員会からは、以前に行なわれた土地の売買と、国からの補助金の関係についてのなんとも理不尽な報告を受けた。具体的な記述はそれに係る方もいらっしゃるので避けるが、済んだ事とは言え、やはり予算の執行上よろしくない事件が発生していると言える。何故こういった事態に陥ったのかを徹底的に検証することでしか、次にどう生かすかを検討は出来ない。所管の方々には耳の痛い話で申し訳ないが、議論を深めて行きたい。また、小中学校の不登校に関しては、現在中学校で回復率が若干下がっている旨の報告を受けた。是非、工夫をして頂いて、出来る限り全員の復学を目指して頂きたい。
2013年07月03日






平成25年6月定例会最終日(採決)
 第51号議案に対する賛成討論

 くどいほどに述べているが、兎に角、今回の一連の国の地方へ対する要求は理不尽、原則無私、横暴、野蛮といくらその行為の酷さを中傷する言葉を選んでも腹の虫が収まらないほどに酷い行為である。地方自治の大原則を無視するにもほどがある行為だ。
 私は常々、
人様の労働の価値判断はその仕事で働く人にしか絶対に解らない。
 したがってありとあらゆる職業に貴賤などない!

を絶対的な信念としている。
 誰でも「貴方のお給料は仕事に比べると高い」等と言われて「ハイ、そうですね」と頷ける人などいるはずもない。その仕事に従事した人間にしか解り得ないその仕事の苦労はあるのだ。誰に限らず、基本的に給与を下げる話を、効率性などを理由に行うべきでは決してない。当然、公務員に対してもだ。しかし、国は、地方の公務員の給与削減を公然と要求している。しかも、地方の市民生活を人質にとってだ!
 原則論が間違っている以上、断固としてこれを拒否するのも正しい姿勢だ。
 しかし、私は、子どもを人質にとられて、その凶悪なる犯人に身代金を要求された際に「違法な要求には断固として応じない!」とは言いきれない。一縷の可能性を信じて、子どもの命を守るために身代金をどんな借金をしても用意するだろう。今回、地方の公務員諸君の給与を守れなかったことに関しては、正に忸怩たる思いだ。本当に申し訳ない!!
 市民生活を選んだ弱さは責めれても仕方ない。
 そんな思いのたけを吐き出した、心ならずも賛成討論を綴る。
 ご一読をお願いしたい。

 平成25年6月第2回定例会最終日(H25.06.24)
       第51号議案に対する賛成討論原稿

2013年06月28日


6月議会が閉会しました 

 6月7日から24日までの会期で開催された6月議会が閉会しました。
主な議論となった課題を私なりに記載いたします。

第41・42号議案  春日市教育委員会委員の任命
第43号議案     筑紫幸平委員会委員の任命
第44号議案     春日市固定資産評価審査委員会委員の選任
第45号議案     人権擁護委員の候補者の推薦
第46号議案     春日市公共施設等整備基金条例の改正
第47号議案     春日市子ども・子育て会議条例の制定
第48号議案     春日市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償          に関する条例の一部を改正
第49号議案     平成25年度春日市一般会計補正予算(第2号
第50号議案     工事請負契約の締結について

報告1〜6      専決処分について

第51号議案     春日市職員の給与に関する条例の改正
 この案件に関しては前回の議会の際にも徹底的に述べたが、兎に角、今回の国からの要請は「理不尽」の一言に尽きる暴挙である。「地方の時代」等と一方で地方自治の推進を謳うようなふりをしながら、その実、地方交付税と言うお金の振り分けを中央が握ることで、地方は国の言いなりにならざるを得ない事を明確に示しただけだ。国と地方は対等の関係などにあるわけでも何でも無く、ただひたすらに主従関係の中にある事を今回国が示しただけだ。「震災復興の為」であるのなら、何故地方公務員が、その家族だけがそれほど多い負担を強いられなければならない。そこに何の整合性もありはしない。さりとて、市民生活を人質にとられている以上、職員諸君には大変申し訳ないが、この削減要求に応じて、地方交付税が決定した際に、猛烈な抗議をするしかとるべき手段がないのが現状である。私は自分自身のこれまでの発言と整合性を取る意味も含めて、今回、正に憤懣やるかたない思いであるが、この条例の改正案に賛成する理由を述べさせてもらった。次の記事で更新する。是非!読んでいただきたい。

第52号議案     工事請負契約の締結について
第8号議案(継続)  春日市特別職で常勤の者の給与の改正
 この件に関しては下記の記事で述べた通り、私の修正案ともう1案が動議として発議され審議された。結論から言えば私の修正案が承認されたのだが、これにしても本来はする必要がないと言えばない条例の改正ではある。しかし、職員にのみこの理不尽な要求を突き付けて周囲は知らん顔を決め込む訳には行かない。大きく、地方自治や民主主義の根幹が変わるかもしれない。それほど重たい要求を国が強いたことに関する自覚は多分ない。それほどの大事件を我々は受け入れざるを得なかったのだ。唯々、腹立たしくも忸怩たる思いである。

第9号議案(継続)  春日市教育長の給与の改正
 この内容は第8号に同じ

第53号議案     春日市議会議員の報酬の改正
 これも下記に規した通りの内容である。何度も言うが、今世間で好き勝手に言われている「議員報酬が高すぎる」は、内情や民主主義の存在意義を全く無視した発言である。明確に言っておきたいのは、誰でも他人の給与を測る物差しなど絶対に持ち合わせていない。給与の多寡を論ずる時点で、その方は現代民主主義の基本的な価値を理解していないと私は言いたい。この件に関しての理論的な反論があればいつでもお受けする。少なくとも私は、今現在頂いている報酬、それ以上の仕事をしていると言う自負がある。下げてはいけないのだ、本来は!ボランティアでもする人もいるかもしれない?は議論の飛躍だ。ボランティアが出来ない人は議員になれないのか?そんな制約が付く民主主義などあり得ない。絶対に軽々に上げ下げを本来議論して良いものではない。しかし、国の無茶な要求を受け入れる形で、職員やその家族、そして市長までもがこの困難を受け入れて頂くことを議会において承認した以上、我々にも責任の取り方はある。何よりも第一条件は絶対に今後の選挙の争点とならないようにすること。給与の額の云々を選挙の争点にすることぐらい愚かな行為はない。その上で、正に耐えがたきを耐え、忍びがたきを忍ぶ思いで、この条例に賛成をした。返す返すも、
国のやり方は絶対に許せない!!
そんな思いを強くした今議会であった。

2013年06月26日






平成25年6月定例会 一般質問

 今議会において、
 「一般市販薬のネット販売原則解禁による市民への影響について」
 「子どもの貧困対策について」
 「市有地の民間活用の導入について」

の3項目の質問を行った。
 2項目目の「子どもの貧困対策について」は質問当初は、おなかの空いている子がいれば早急に手を差し伸べてあげるべきだし、学力の差が貧困の差と結びついているのなら早急に対策を講ずるべきではないか!と言う趣旨で、質問を行うつもりでいたのだが、原理原則論を突き詰めて考えると、何ともそういう風に簡単に結論付けてしまえるほど単純な問題ではない事に気づき、若干、落としどころの無い質問になった感は拭えない。今後さらに勉強して、決して見過ごして良い問題ではないだけに再度踏み込んだ質問を行いたいと考えている。
 今回も若干欲張り過ぎて時間不足になる寸前だった。
 次回は1項目で済ませようと思う。
 決して手抜きではない!!

平成25年6月議会 市販薬のネット解禁に関する問題
          子どもの貧困対策について
          市有地の有効活用について

            反訳原稿6月一般質問

 ※尚、この模様は予告しておいた通りに、春日市のHPにおいて録画放送が
オンデマンドで観られるようになる。7月末には準備が整うので、その際は
是非ご覧になられてください!!
2013年06月24日


議員提出追加議案 及び 第8・9号修正議案 

 6月定例会の最終日に議員提案による追加議案と前3月議会の際より継続審査となっている市長、副市長、教育長の給与削減に係る条例案の修正案が提示され審議が行われた。

第8・9号議案修正案  
 この案件については私の所属する総務文教委員会の席において継続審査とされて幾度となく審議を重ねてきた。常々、私の持論では、「人様の給与をむやみに下げるべきではない」と言う思いもあるし、況してや選挙に係る市長の給与と言うことになれば尚更、これは民主主義を支える根幹の問題にも波及する恐れがあるので、決して、一時期の状況や気分で上げ下げを行うべきではないと思っている。しかもこの問題の出発点である国からの要請自体が極めて理不尽なものである以上本来ならば絶対にその言いなりになる必要などないと考えるものだ。
 しかしながら、現在51号議案と言う形で春日市職員の給与の引き下げも市民生活と天秤にかけられる形で迫られる中にあって、その執行部の責任者たる市長はじめ3役の給与を一切いじらないと言う結論が道義的に通用しない事は十分に考慮すべきであろう。
 したがって、大変忸怩たる思いであるが、総務文教委員会の場において私から
金額については100分の10を減額することとし、期末手当等はいじらない
期間については国の申し入れ期間でもあり、一般職の給与削減期間同様に平成26年3月31日までとする
修正案を提出した。(榊案)
 尚、議場において他の議員より、期間の始まりを7月1日とする以外は執行部提出案の通りとする修正案も提出された。

第53号議案   春日市議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当の支給に        関する条例の改正

 一般職の市職員の給与や3役の給与削減が行われる中にあって、議員自らも何らかの措置を取るべきであると言う思いから、他の措置と同じく議員報酬についても削減を図るべく議員から提案を行ったものである。議員の場合はあくまで報酬であり、退職金等は支払われないと言う観点からも削減率は5%とし、期間は職員や三役に合わせて来年の3月31日までとした。
 再度申し上げるが、これも本来は絶対に無暗に行ってはならない、むしろ禁じ手の様な措置だ。これを声高に謳って選挙を行うなど絶対にあってはならない行為である。基本、私としては絶対に行うべき、取るべき手法ではないと考えている。さりとて市民生活が人質にとられ、その代償を職員が支払うと言った、如何ともしがたい状況下にあって、我々がそれを指を咥えて観ている訳には行かない事も紛れもない事実だ。賛成以外の選択肢はないと思っている。
 何よりも腹立たしいのは、こんな決断を迫る理不尽極まりない国の姿勢だ。
 市民の皆様はどこまでこの事実をご存知か??
 私は言いようのない腹立ちの中にいる。
 

2013年06月11日


追加議案上程 春日市6月定例会

 6月定例会の初日に2議案が追加上程されました。

第52号議案    公共工事の契約の締結における議会の同意
第51号議案    一般職員の給与の減額に関する条例の制定

 以前からお話ししている通り、現在日本各地の地方公共団体は国から「国が昨年度実施した公務員の7.8%削減の時限立法に合わせる形で、地方公務員の給与も減額を行うように」と言う、要請と言う名の脅しを受けている。「地方の事は地方で決める。」これは憲法にも謳われた地方自治の大原則です。国がさしたる努力もせずに悪戯に時を過ごしていた際にも地方は地方でこれまでも独自に行政改革を進めてきている。それを今回、自分たちが給与を下げられたという事情でもって地方にまでそれと同様の措置を迫り、その措置として地方の重要な財源である地方交付税の削減をちらつかせると言った行為は、正に市民生活を人質にとった恐喝紛いの手段であり決して看過する事の出来ないものだ。本来であれば徹底気に論陣を張り反対を主張したいものである。
 しかしながら、先ほども言ったように人質とされているのは市民生活だ。最大限の幸福を守るために目を瞑らなくてはいけない判断も当然あり得る。国の理不尽さや横暴は喧伝して回る。職員各位やその家族の生活を思えば正に断腸の思いである。さりとて・・・
 委員会の席においても執行部並びに国の対応について情報収集を徹底して行うつもりでいる。その後どうするかは熟考の限りを尽くして判断するつもりである。

 経過はまたご報告します。

2013年06月06日


「かすが市議会だより」最新号発行!

 先日から予告はしておりましたが、ようやく最新号(3月号)が発行になりました。
 見開きの頁を大きくこれまでと変更を行い、市民の皆様に見て頂きやすくできたつもりでおります。

詳細は市議会ホームページよりご覧になられて下さい。(PDF)

忌憚ないご意見、お待ちいたしております!!





2013年06月01日


平成25年春日市議会6月定例会

 議案書が提出されましたので主な議題を列挙いたします。

上程された主な議題

第41・42号議案  春日市教育委員会委員の任命
第43号議案     筑紫幸平委員会委員の任命
第44号議案     春日市固定資産評価審査委員会委員の選任
第45号議案     人権擁護委員の候補者の推薦
第46号議案     春日市公共施設等整備基金条例の改正
第47号議案     春日市子ども・子育て会議条例の制定
第48号議案     春日市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償          に関する条例の一部を改正
第49号議案     平成25年度春日市一般会計補正予算(第2号
第50号議案     工事請負契約の締結について

報告1〜6      専決処分について

 今回の一般会計補正予算は主に「成人用肺炎球菌予防接種業務」を行うために(1300万)財政調整基金からの繰り入れを行うもので、全体としては2700万円の歳入歳出増である。
 今回、最も注目していた「国の要求による地方公務員の給与削減」は現時点において議会に上程されていない。労使合意も全く取れていない状況であるらしい。再三言うが、この国の要求は理不尽極まりないものである。しかし、実際にこの要求を飲まなかった際に来年度以降、地方の大きな財源である地方交付税を減額すると言う、脅しとも脅迫とも取れる手段で地方に圧力をかけているのは現実である。やり方が汚い!!多分、追加議案として提出されるであろう。本来なら絶対に反対したい議題であるが、市民の来年度以降の生活も懸かっている。先に提出され継続審査となっている市長等の給与も含め結論を出さなければならない。正念場の議会になりそうだ。
2013年05月19日


新しい議会報骨格完成!

 下の記事でも書かせてもらったが、議会報の新しい形を模索して見開きページの変更を行っている。委員会のメンバーとも何度も協議を重ね、印刷業者とも打ち合わせを行った結果、一定の形が提示された。
 実は、まだ全てにおいて満足しているわけではない。あくまで原稿の形であるし、実際に印刷を行った際にどのように仕上がっていくのかは解らない。況してや前回も述べたが今回から印刷業者が変わっているので、細部に目の届かない変更があっていた。これも不安要因ではある。しかし、これらの全ての不安要因を入念にチャック出来るほど編集に時間がかけられないのも紛れもない事実だ。ある程度は仕上がりを見て、また次回以降に変更を行うしかないであろう。
 5月27日には印刷が完了し、市内のご家庭に配布される。どういったご意見を頂くか、不安でもあるし楽しみでもある。完成号はまたこのHP上で紹介させて頂きます。

2013年05月10日


議会報編集特別委員会開催

 4月9日に次回発行(6月1日予定)の「かすが市議会だより」の編集会議が開催された。(通常ひと月に1~2回開催)
 これまでも市民の皆様が理解しやすく手に取り易い紙面の在り方を模索し続けてきたつもりではいる。今回は、その変革の大いなる終着点の一歩手前の作業として、これまで編集委員の立場からも、また市民の皆様からも「面白くない」と不評をかっていた見開きのページの改革に着手している。
 私も、下手なりにワードやエクセルの操作を繰り返し、おぼろげではあるが編集委員長なりの責任で見開きのページのレイアウト案を作成したつもりではあったが、ゲラとしてあがってくるものを見ると「まだまだ」改善の余地ばかりのような気がする。
 また、今回は市が行った入札の結果、これまで数年間続いていた業者の変更もあったために、微妙ではあるがテイストの変更があっている。これに違和感を覚える私の頭は、柔軟さを売りにしているつもりであっても「保守的」との誹りを免れないであろう。大いに反省すべきだ。今回から新たに編集にお手伝いを頂いている議会事務局員の女性(個人的な意見ですが、すごく綺麗な方です)の、我々のように変に固執した考えのない貴重なご意見も素直に参考にしつつ、最終校正に向けて原稿を業者に投げてきた段階である。 来週には最終稿が仕上がってくる。もう、待ったなしだ。出来栄えを首を長くして待っている、そんな状況である。
(進捗状況については、またご報告を致します!)

2013年05月07日
4/16・5/07閉会中審議 総務文教委員会開催

 4月16日、5月7日の両日、閉会中の審議や執行部からの報告を受ける形で総務文教委員会が開催された。委員会には各部署から担当課長の出席を求めて詳細な審査を行っている。今議会閉会中で最も大きな調査事件は、前回の議会に於いて継続審査となった市の特別職の給与の問題がある。本日開催された委員会の席に於いて執行部から「継続審査の議案とは全く切り離してではあるが、次回議会に於いては一般職の給与についても議題に上る」旨の説明がなされた。これは以前から言っている通り国からの要望に沿った方で行われるものになる。
 再三にわたって申し上げているが、今回のこの「国からの地方公務員の給与削減要求」は極めて理不尽なものであると考えている。「自分たちが減らされたから地方も」と言うあまりにも浅はかな考えの底が見え透いている。しかし、地方交付税の削減と言う形で、地方公共団体には待ったなしの対応を迫まれているのも悲しいかな事実である。たとえそれが民間であれ公務員であれ、それぞれの職業で働くそれぞれの人には生活がある。夢だってある。その原資たる給料を簡単に下げるべきではない!と言うのが私の持論だ。本来であれば徹底的に反対していきたいものであるが、市民生活を人質にされてはたまらない。どこかで妥協点を見つけるのも我々議員の現実的な対応であろう。よくよく考えていきたい。
 また、市政の根本である教育問題に於いては、現在春日市に於いて大きな課題を含んでいる「校区」の問題が議題となっている。車のように簡単に移動できるものではい上に、今後の人口等の推移も見守らなければならない難しい問題である。教育委員会とも審議を重ね、完璧とは言えないまでも理想の形に近づける工夫を今後も考えていきたい。(この件に関しての詳細な資料は近日中に公開いたします)

2013年04月15日
平成25年3月議会での主な審議内容 及び
 平成25年度春日市一般会計予算の概要


 当初予算の審査もあって大変中身の濃い3月議会での審査内容や、平成25年度当初予算の概要を解り易くまとめた資料を春日市議会事務局が作成されていましたのでここに掲載させて頂きます。(4月23日に開催される市議会報告会での配布資料用)
 大変詳しく今年度の予算について掲載してありますので、是非、ご覧になられてください。
 議会事務局の皆様、ありがとうございました。

 平成25年第1回3月定例会
   平成25年3月議会での主な審議と平成25年春日市一般会計予算


2013年04月04日
平成25年3月定例会最終日(採決)

第8号議案並びに第9号議案の継続審議に対する
賛成討論


 度々述べているが、下記記事の一般質問に於いてもその立場を明確にしたように、今現在、地方公共団体が国から突き付けられている「地方公務員の給与の削減」要求は、事の是非はともかく、その手法と考え方が極めて一方的で、専横的なものだ。春日市議会の部分でも詳しく触れているが、こんな要求を唯々諾々と受け入れていては地方の自主性など守れやしない。しかし、交付税の減額と言う凶器を喉元につきつけられている以上、何らかの対応を迫られるのもまた、悲しいかな現実だ。今回、執行部は、市長、副市長並びに教育長の時限的な給与削減を一般職員とは切り離して、先行して提示をしてきた。本来であれば、出発点が国からの無茶な要求である以上、断固として反対の立場をとりたいものであるが理念だけでは政治は動かない。現実的な妥協点を探る意味も含めて、委員会の場で「継続審議」に対する動議を提案し、賛成多数で可決されたため、本議会の場に於いて「継続審議に賛成」の立場から討論を行った。誤解を受ける可能性もあるので、当時の原稿をそのまま記載する。どうか目を通されて忌憚ないご意見を頂戴したい。

  平成25年3月第1回定例会最終日(H25.03.27)
     第8号議案並びに第9号議案の継続審議に対する賛成討論原稿
2013年04月04日
3月議会が閉会しました

 3月1日から3月27日までの会期で開催された平成25年春日市第一回定例会が終了しました。主に議論が深められた議案について私の意見を掲載します。

 
議論となった主な議題

第8号議案    春日市特別職で常勤の者の給与等に関する条例の一部改正
 これは今回国が決定した、昨年度時限立法で成立した国家公務員の給与7.8%削減に合わせる形で、地方公務員にも給与の引き下げを迫り、その財政措置として地方交付税の削減を決定した措置に対応するもので、市長ならびに副市長の給与(第9条の教育長も同じ)の10%の削減を時限的に行うものである。
 当春日市に於いても、地方交付税は約1億8千万減額が決定為されており、市民生活への影響も必至である。
 しかしながら、一般質問
の場に於いても主張をさせて頂いたが、今回のこの国の決定自体が、これまで積み上げてきた地方の努力も、また様々な制度も無視する無謀な要求であることは明らかである。
 その為、議事を付託された総務文教委員会の場に於いても、この点を縷々指摘し、それに呼応する形での当市での給与の減額は必要ないと主張してきた。
 しかし、一方で厳しい社会情勢があることも、また当市の市民生活が人質にとられていることもあるので、当市としての正しい方向性を見出す意味に於いて継続審議が妥当ではないかとの動議を提案した。
 議会に於いても継続審議賛成の立場から討論を行い、採決の結果、賛成12、反対7の賛成多数で継続審議とされた。
 今後、一般職員のみならず議員歳費も含めて、最も後に影響を残さない数字の在り方を審議していきたい。

             ※一般質問・議場での賛成討論は市議会関連へ。

第9号議案    教育長の給与及び勤務時間に関する条例の一部改正
 
第8号と同じ理由で継続審議へ
第10号議案   春日市職員の給与に関する条例等の一部改正
第11号議案   春日市職員退職手当支給条例の一部改正
 
第10号及び11号も国の制度変化に伴うものである。
 これについては、先程の8・9号と違い、一応これまでの諸制度に則って制度の改正を行うものである為賛成をした。しかしながら、本来は例えば住宅手当に関しては国と地方では制度が大きく違い、国が変えたから地方もと言うわけにはいかないものである。退職金の問題についても、前年との差が400万にも及ぶような改正が果たして世代間の公平性が保てるのかと言った問題は確実に残る。
 不況が続き、日々の暮らしに汲々とする中での厳しい世論は充分に解る。しかしこれはあくまでも人様の財布の中に係る話だ。今がそうだとは言う気はないが、決して気分で議論していい話ではない。それは一般質問
でも触れた通りだ。
 今後もさらに議論を深めたい。

第30〜35号議案 来年度(平成25年度)予算案
 
平成25年度の一般会計予算は約290億円となった。
 今期からこれまで準備を続けてきた(仮称)総合スポーツセンターや市営住宅全戸建替えと言った大型事業が開始される。市税等の大幅な増収が見込めない中非常に厳しい財政運営を迫られるが、市民サービスの質を落とさないようしっかりと議会としても監視を行っていきたい。
 採決の結果、賛成18、反対1の賛成多数で承認された。

第39号議案   補正予算(追加)
 
職員の緊急退職に伴い上程された。
 春日市は人口当たりの公務員の数が最も少ない市である。
 にも拘らず、ここ数年退職者数が新規採用者数を遥かに上回っている。市民生活に影響が出るほどに他の職員の負担が増加していないかは気にかかるところである。注目していきたい。


 
以上が今回私が最も気になった議論です。
 議論の全てについては当然語りつくせません。ご質問等ございましたらお気軽にお問い合わせください。
  
2013年04月01日
平成25年3月定例会一般質問

今議会において
・国からの地方公務員の給与引き下げ要求への対応について
・春日市における家庭教育学級について

の二項目の質問を時間制に於いて行った。
 先日も若干触れたが、今の世の中は取敢えず「公務員の給与を下げろ!」と御題目のように叫んでいれば溜飲を下げる時代だ。これは間違いなく世論であるし、一つの正しい物の見方ではある。しかし人は立場が違えば考え方も当然違う。どちらが正しくてどちらが間違っているという事も実は非常に判断は難しい。であるが故に、どちらの立場の意見にも公平に耳を傾けたうえで判断を行うべきではないだろうか。現在の「公務員叩き」がそれを踏まえた上で行われているとは到底思えないし、世論の風潮も冷静さを欠いているように感じる。
 今回私は、実際、一切公務員の肩を持つ必要もないが、敢えて、世論に一言物申すつもりで、公の場で、今の世論とは相反する論調の演説を打たせて頂いた。正直、「今のご時世に奴は公務員を庇った」と、噂だけ先行するのは怖い。しかし、誰かが、一方の立場の代弁者足らなければ民主主義は強い物だけの味方になる。そんな思いで、一時間を超す、春日市議会の歴史に残るような一般質問を行った。まだ画像がなく、読み辛いとは思いますが、是非読まれて、私の真意を察していただきたい。

 平成25年3月議会 公務員の給与削減要求について
              かすが家庭教育学級について

                反訳原稿(25.03)

2013年02月28日
春日市 平成二十五年第1回定例会

 議案書が提出されましたので主な議題を列挙します。

 上程された主な議題

第1号議案    春日市教育委員会委員の任命
第2〜6号議案  春日市情報公開審査会委員の任命
第7号議案    議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する
         条例の一部改正
第8号議案    春日市特別職で常勤の者の給与等に関する条例の一部改正
第9号議案    教育長の給与及び勤務時間に関する条例の一部改正

第10号議案   春日市職員の給与に関する条例等の一部改正
第11号議案   春日市職員退職手当支給条例の一部改正
第12号議案   春日市公の施設の設置及び管理に関する条例の一部改正
第13号議案   春日市国民健康保険条例の一部改正
第14号議案   春日市指定地域密着型サービス等の事業の人員、設備及び
         運営に関する基準等を定める条例の制定
第15号議案   春日市重度障碍者医療費の支給に関する条例の一部改正
第16号議案   春日市新型インフルエンザ等対策本部条例の制定
第17号議案   春日市都市公園条例の一部改正
第18号議案   春日市道路及び河川占有料条例の一部改正
第19号議案   春日市道路の附属物である自動車駐車場又は自転車駐車場
         に設ける標識に関する条例にの制定
第20号議案   春日市道路構造の基準を定める条例の制定
第21号議案   春日市道路標識の寸法に関する条例の制定
第22号議案   春日市高齢者、障がい者等の移動等の円滑化の促進に係る
         道路の構造に関する基準を定める条例の制定
第23号議案   春日市営住宅条例の一部改正
第24号議案   春日市消防団員の定員、任用、給与、分限及び懲戒、服務
         等に関する条例の一部改正
第25号議案   平成24年度春日市一般会計補正予算(第5号)
第26号議案   平成24年度春日市国民健康保険事業特別会計補正予算
第27号議案   平成24年度春日市後期高齢者医療事業特別会計補正予算
第28号議案   平成24年度春日市介護保険事業特別会計補正予算
第29号議案   平成24年度春日市下水道事業会計補正予算
第30〜35号議案 来年度(平成25年度)予算案
第36号議案   筑紫地区障害程度区分等審査会の共同設置に関する
         規約変更
第37号議案   指導路線の廃止について
第38号議案   指導路線の認定について
第39号議案   議員提案

 以上が今回の議会に上程されております。
 第25号議案の今年度の補正予算と第1号議案の教育委員会委員の任命については、業務の関係上3月14日に採決が行われ、他の案件は27日になります。個人的には第8・9号議案に於いて審議される条例の改正案で、これは市長及び副市長、ならびに教育長の給与を期限付きで減額を行うというものです。
 世の中の流れとして主流の条例の制定ではありますが、私個人の思いもあります。執行部の説明を受けた後、また詳しく説明させて頂きます。   
2013年02月28日
これまでの春日市議会定例会における一般質問反訳

 この二年間の議会において[8回開催]6回の機会に私の一般質問を行いました。
現在インターネットによる配信を春日市字体が行っておりませんので、この分の議事録を掲載させて頂きます。反訳のミスや、私自身の言い間違いも多々見受けられますが、忠実に再現する為議事録をそのまま掲載させて頂きます。議場においては軽快に喋っておりますし、笑いや感心する溜息もございますが、そこまで再現されてないのが残念です。どうか想像しながらお読みください。

 平成23年9月議会  スポーツ振興(福岡アンクラス支援)について
                反訳原稿(23.9)

 平成23年12月議会 自転車運転に関する条例の制定について
                反訳原稿(23・12)

 平成24年6月議会  市政40周年記念行事の開催について
            脱法ハーブの水際根絶について

                反訳原稿(24.06)

 平成24年9月議会  防犯訓練の実施について
            図書館利用マナーの向上について

                反訳原稿(24.09)

 平成24年12月議会 いじめ問題について
            春日市文化サークル事業について

                反訳原稿(24.12)

  


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